≪概要≫

あまり使っているという声が聞かれないOBPMの「分析レポート」機能について、その使い方と「何が見れるのか?」「特に埋もれがちなグラフ」について、1本ずつ紹介、順次解説しています。
今回は5本目「稼働率推移」レポートです。

これに関しては「これは何か?」と改めて問うほどの複雑さはなく
  工数入力した実績工数の「総工数」と、
  そのうち間接工数ではない「稼働工数(直接工数)」と、
  その割合である「稼働率(稼働工数÷総工数)」を集計するレポート
というものです。

≪詳細≫

今回も細かい解説は後にして、まずは実際にOBPMで自社(自部門)のレポートを見る方法を記します。基本的な操作手順は次のとおりです。

冒頭で、
 そのうち間接工数ではない「稼働工数(直接工数)」と、
と書きましたが、
その「稼働工数(直接工数)」と、そうではない「間接工数」とは、どこでどのように決まるのでしょうか。
それは「プロジェクトタイプ」で決まります。
工数入力するプロジェクトの「プロジェクトタイプ」が何かによって、「稼働工数(直接工数)」か否かが決まります。

上図の例では、
 ・ 一括請負PJ(検収基準)
 ・ 工数請負PJ(検収基準)
 ・ 保守PJ(検収基準)
 ・ 瑕疵対応作業等
を「稼働工数(直接工数)」対象のプロジェクトタイプとしています。

なお、本レポートでは、「グラフ」ではない「レポート」タブの方において、
個人別にドリルダウンして表示することもできます。

興味を持たれた方は是非、利用してみてはいかがでしょうか。