PMOという言葉をご存じでしょうか。

PMOとは「Project Management Office」の略で、頭文字の通り”ピー・エム・オー”と発音します。

PMOという言葉は2000年代から使われるようになり、今ではプロジェクトマネジメントを語る際にセットで登場することも多いため、皆さんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。

PMOがカバーする領域は広く、狭い範囲では一部門内(部門PMO)、広い場合にはポートフォリオマネジメントの組織下に位置する場合もあり、人数も1人体制から、チーム制、組織制、事務局制、また出向してのプロジェクト参加型もあり、現場志向かと思えば経営戦略に直接関与する役割を指す場合もあります。組織、会社があればその数だけPMOのバリエーションが存在すると言っても過言ではないでしょう。

そのような多彩な役割を指すPMOですが、体制・構造は違えど、「組織内における個々のプロジェクト(プログラム)マネジメントの支援を横断的に行う組織・システム」であり、第三者視点を活かした支援がその主な目的です。

本稿では「PMOの投資効果がわからずはじめにくい」「PMO人材がいない」「PMOをうまく導入できない」など様々なお悩みを想定し、PMOをうまく導入、推進するためのヒントをお伝えしていきたいと思います。


第一章 PMOはなぜ必要?

PMOは必要か?(ユーザーアンケート結果)
PMOの導入効果

第二章 PMOの始め方

PMOの始め方

第三章 始めよう!PMO

(1) 実態を知りプロジェクト管理の環境を整える

(2) 全社方針と部門別ルール

第四章 PMOの極意

PMOの極意

【PR】自社のPMOがパワー不足!お困りの時は