「原価のアラートが消えない!」
「EVMがオカシイ!」
上司やPMOに指摘されて、よくよくOBPMを調べてみると、
【プロジェクト別採算登録】が古いままで更新されてなかった事が原因だった…
こんな経験はありませんか?

そんな時、きっと思ったはずです。
…計画を変更した時、自動で反映してくれたらなぁ…

はい、実は、今回ご紹介させて頂く、「採算に反映」の機能を使えば、
常に新しい計画が採算情報に反映されるので、このような事を防ぐ事が出来ます。

◆「採算に反映」って?
計画の立案時や見直しする時、RHや実行予算、契約金額、検収情報はそれぞれの画面で変更を加えますが、それらの変更を採算情報に自動的に反映する機能です。
対象となるのは以下の画面
 ・【プロジェクト登録】
 ・【リソースヒストグラム】
使い方は簡単で、更新時にチェックを入れるだけです!
変更画面を更新すると同時に、【プロジェクト別採算登録】画面では自動で「RH再計算」して更新した状態となります。

運用し始めで反映忘れが多い場合や、常に最新の計画を採算に反映したい場合には【各種マスタ設定】で常にチェックONの状態にすることをお勧めします。
常にチェック状態にする事で反映忘れをなくし、余分なアラートを防ぐ事が出来ます。

◆「採算に反映」が有効ではないケース
見積のフェーズによってはRHなどの精度が足りず、手動で採算を管理している場合、計画変更とはいえ、当初の原価計画を残しておきたい場合などでもチェックをONにしていると、上書きされてしまうので注意をしてください。

いかがでしたでしょうか?
計画変更を行った時、忘れがちな採算への反映ですが、
OBPM上手く使いこなして、プロジェクトを正しく管理しましょう!