OBPMを導入したものの、「なかなかみんなが使ってくれない…」「どうもうまく使えない!」といった悩みをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
OBPMは豊富な機能を持つツールですが、みんなが使ってくれなければポテンシャルを発揮できません。宝の持ち腐れです。
ここでは、OBPMの利用を成功させた会社様の事例をご紹介します。
ポイントは下記となります。

  1. 環境準備(マニュアル、教育)
  2. 経営層からの理解
  3. 段階的な浸透
  4. 利用チェック
  5. 機能利用上の工夫

利用を浸透させるために

1.環境準備(マニュアル、教育)
当たり前のことですが、ユーザからしてみればマニュアルもなく教育もされなければ、OBPMを使おうにも使えません。OBPM管理者においてマニュアルを用意したり、教育を行ったりすることで、ユーザがストレスなくOBPMを使い始められるようにすることが大事です。また、教育の際にOBPMを使うことでどういったメリットがあるか、ということを伝えることで、ユーザの意識改革にもつながります。

2.経営層からの理解
OBPMをユーザに使ってもらうためには、経営層からの理解が欠かせません。経営層にOBPMの必要性を理解していただいた上で、トップダウンで利用を推進するという流れがスムーズとなります。

3.段階的な浸透
いきなり細かな操作までしようとしたら、ユーザはついてこられず、利用しなくなってしまいます。まずは利用する機能範囲を抑え、入力情報も粗めで利用を進めていくことで、ユーザの拒絶心理を抑えることができます。

4.利用チェック
ユーザに使ってもらうためには、チェック&是正処置も必要となります。多少厳しいことも必要かとなりますが、最終的にはユーザのためと考え、心を鬼にすることも必要です。

5.機能利用上の工夫
すこし例外的な話になりますが、お客様の事例において、OBPMの機能をどのように工夫して利用しているか、参考までに記載いたします。OBPMは工夫して使うことでさらに価値を深めることが可能です。ぜひ、みなさまの工夫でOBPMの価値を深めていきましょう。

■まとめ
OBPMに限らずの話とは思いますが、ツールを新たに導入し、うまく利用するようになるというのはとても大変なことです。なかなか利用が進まずくじけそうになることもあるかとは思います。その際は「どういう目的でOBPMを導入したか」「OBPMを使うことで、会社やユーザにとってどういったメリットがあるか」ということを思い返し、それを伝えていくことが大事になります。伝えていく際は、上記の事例が参考になれば幸いです。